NPO法人日本ホームスクール支援協会理事、教育事業「みらいの学校」代表の北本の個人ブログ

教育について書くブログ

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ホームスクールと世間の批判について

私が取材を受けてそれが記事になると必ず叩く人が現れるから、私の友達は傷つくのだそうです。
 
友達が叩かれていると。
 
ホームスクールをしているご家庭も「ホームスクールについて叩かれている」と感じて傷つくのだそうです。
 
自分たちが叩かれているようだと。
 
 
我が家は大丈夫だからと思うけど、大丈夫じゃない人もいる。
ホームスクールについての批判は「学校に行かないことへの批判」が直接的についてくるので、不登校の子やご家庭も傷つけやすい。
 
 
だから、このブログで少し話したいと思います。
 
傷つかないで欲しいなとの思いで。
 
 
 
 
 
 
まず、私は、
コミュニケーションとは相手への思いやりだと思っています。
  
 
この人は何が言いたいんだろうか。
この人の言葉をどう受け止めたらいいんだろうか。
 
そうやって相手の言葉と向き合うのがコミュニケーションだと思っています。
 
 
上手く話せない人に向かって「コミュ障だ」と言う人こそコミュニケーションが出来ない人なんじゃないかと思うわけです。
 
 
だから、
 
匿名で、
 
顔の見えない相手が一方的に毒を吐いていることは、
 
コミュニケーションではないんです。
 
 
それを受け止めて、誰かが傷つく必要はないんです。
受け止めたくないことなら、無視でいいんです。
 
 
 
もしかしたら中には「ホームスクールなんてやっている奴らを陥れたい!」と思っている人が悪意を持ってネットに書き込んでいるかもしれないけど、
 
それは、それだけのことであって、
 
私たちの努力や、生き様を傷つける要素にはならないと思うんです。
 
 
中にはごもっともなご意見もあると思いますし、
筋の通った「ホームスクール批判」もあると思います。
 
 
でもそれも、その人の意見であって、
私達の生き方を変える判断にはならないんです。
 
 
学校に行かないこと、
学校へ通うことの意味、
協調性とは、社会性とは、
10年後の社会、20年後の社会・・
 
 
私達はそれを、
どれだけ考えたでしょうか。
ただ単に子どもの入学式を迎えた親たちの何倍も考えたはずです。
 
どれだけ悩んで入学式を迎えたか分からないじゃないですか。
 
悩んだだけじゃないです。
 
これから「普通」という軌道から外れて生きる子ども達の将来の為に、
私達親の働き方も変わった。
学校とのやりとり、教育委員会とのやりとりに時間を費やした。
支援やサポートをしてくれる人や場所とのパイプ作りもそう。
私達は親として教育を受けさせる義務を果たすためにやれる限り行動した。
 
 
だから、いまホームスクールをしているご家庭も、
不登校で悩んでいるご家庭も、ご本人も、
 
誰かのどこかの批判から一度目を離して、
もう一回初心に立ち返って、
我が子や、
自分自身の心に
向き合って欲しいんです。
 
 
 
「協調性が育たない!」と言われても、
「友達との生活が社会性を育てるのに」と言われても
「こんな子どもが社会に出てきても迷惑なだけだ」と言われても
 
 
本当にそうなのか、もう一度考えてみてほしい。
 
 
私達の子ども達のことなんて、何も知らない人達が、
自分が生きてきた環境に照らし合わせて、
自分が協調性を学んだ場は学校だったからって、
そうじゃない人は協調性が育たないはずだと決めつけて、
ただ、知っている言葉を並べて批判しているだけです。
 
 何にも知らないのに。
 
狭い了見で何かを言っているだけです。
 
 
 
私は知っているからいいんです。
 
私の子ども達は、
こんなにも思いやりがあって、
人に優しくて、
動物にも自然にも優しくて、
純粋で、一生懸命で、
真っすぐ未来を見ていて、
友達も大好きで、
心許せる親友もいて、
 
批判を受けるところなんてひとつも見当たらない。
 
 
匿名でネットに人の家庭の悪口を書き込むような人たちと比べたら、
何百倍も、協調性があって、社会性があって、人間味がある。
 
 
 
議論するべきは、ホームスクールで育つ子達の学び場の多様化です。
中には学校にたまに行く子もいますが、たまに登校することは許してもらえない子もいます。
昼間に出歩いていると補導されてしまう心配もあります。
もっと学びたいのに「不登校」という立場が足枷になる場合がとても多い。
 
通信教育のツールに対する情報の獲得。
校庭や体育館のような体を思いっきり動かせる場所、
人との交流が日常的に出来る場所の確保も必要です。
 
様々な支援団体や組織が、
学校以外の学び場を選択している子ども達の為に今動いています。
 
そういう方達と繋がりましょう。
 
良質な情報と、心強い味方を得ましょう。
 
 
私も出来る限り、上記のことをサポートしていきます。