NPO法人日本ホームスクール支援協会理事、教育事業「みらいの学校」代表の北本の個人ブログ

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「学校に行きたくない」と子どもに言われたら|不登校のはじまりに親が出来ること

8月31日。

もう各地で既に新学期が始まっていますね。

 

20日頃に旅行した長野はもうその頃に新学期スタートしていましたし、

昨日仕事で行った京都も、もう新学期がスタートしていました。

 

うちの区域の学校は明日が始業式です。

 

この時期になると「9月1日は10代の自殺者数が一番多い」ということが話題になります。

 

以前の記事でもチラッと記載しましたが、26年度の学校関連がらみの自殺者数は厚生労働省の統計だけで10代は167人もいますね。

 

kitatakako.hateblo.jp

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さて、夏休みが終わるとき、または新学期が始まってすぐ、

子どもが「学校に行きたくない」と言ったらどうしますか?

 

我が家はホームスクールですし、私も仕事上、不登校の子を抱えるご家族には何度かお会いしてきました。

 

ネット上にも不登校に関する様々な意見が投稿されていますが、不登校の是非に関するものを中心に現在進行形の不登校に対する意見が多いように思います。

 

「学校は行って当たり前のもの」という考えが多いかと思いますが、

いざ、我が子が不登校になるその時、親としてどう対応したらいいのか。

 

その答えを持って日々子どもを学校に送り出している親はどれくらい存在するのでしょう。

 

突然の息子の「学校に行かない」宣言

我が家の長男は小学校2年生の時、ある朝突然「学校に行かない」と宣言しました。

夫も私も、今これから仕事に行かなければならないし、急に不登校宣言しだした息子を家に残して仕事に行くには心配だし、そもそも何でいきなり行かないと言い出したのか、いじめにでもあっているのか、先生と何かトラブルがあったのか、問い詰めるべきか、無理やりにでも学校に送り出すべきか、その朝だけで脳内フル稼働しました。

 

不登校の人数は今は13万人と言われています。

またこの新学期で増えるかもしれません。

 

この13万人の子どもとその親にこの「ある日突然」がやってきたわけです。

 

「とりあえず今日は行きなさい」と無理に学校に行かせた親もいるでしょう。

何を言っても聞く耳持たずに部屋に閉じこもり出てこなくなった子どももいるでしょう。

「あ、そうなの?いいよ」と軽く受け入れた親もいるかもしれません。

 

様々な家庭で、様々な選択があったと思います。

 

我が子達を見て、また不登校になった子ども達を見て、そしてそのお母さんのお話を伺ってきて、思うことがあります。

 

それは、この「不登校の一日目」では、

子どもの言うことを受け止めてあげるということが何より大切だということ。

 

これは、不登校を助長すると批判を受けると思いますが・・

 

不登校を受け入れられなくても、とりあえずその1日目は休ませてあげてほしい。

「別に不登校になってもいいけど先生とも何も話していないし今日突然休むというのは無理だからとりあえず今日は行ってね」というのも避けてほしいということ。

 

親にとっては「ある日突然」でも、子どもにとっては勇気を振り絞った一言かもしれないから。

 

「甘えだ」「わがままだ」と思わずに、この一番最初だけでも、一度受け止めてあげてほしいなと思います。

 

そこから、大人たちは悩み語り合い道を探りませんか?

 

「学校に行くことは当たり前」「学校に行かなければ将来が心配」という考えは一度どっかに置いて(それは後からいくらでも情報と考察があればなんとでもなることですから)子どもの心を置き去りにしないで、これからどうするのか、どうしていきたいのかに耳を傾けながら、何が正しいのかよりも何がこの子にとって最適な道なのかを考えていくことが親の出来ることなのではないかと思うのです。

 

我が家は息子の不登校宣言から2年。ホームスクールを楽しんでいます。

学校とも良好な関係です。だと、私は思っています(笑)

 

明日から新学期。

 

子ども達の笑顔があふれる1日になりますように。