NPO法人日本ホームスクール支援協会理事、教育事業「みらいの学校」代表の北本の個人ブログ

教育について書くブログ

ホームスクールのこと 教育のこと デザインのこと 雑記

なぜホームスクールを学校に受け入れてもらえたのか

f:id:kitamotakako:20170828151049j:plain

ホームスクール講演での質問

日本のホームスクールについて行った講演で、参加者の方から質問を受けました。

 

「北本さんのところは学校がかなり協力的に見えるのですが何故ですか?」という質問でした。

 

この回答では私がずっとこうだと思ってきたことをお話しましたが(それはオフレコ)

このブログで補足したいなと思います。

 

実は、多くの不登校家庭に当てはまるのではないかと思っています。

 

我が家は長男と末娘がホームスクールです。


学校側は我が家のような学び方に理解を示してくださっており「いつでも学校に来てね」という体制でいてくれるのでとても助かっています。

 

でもホームスクーラーのご家庭の中には、学校と折り合いが合わずとても大変な思いをするところがあるのも事実。

 

なぜ、我が家はこのように学校に受け入れてもらえたのか。

 

 

大前提として、校長先生と担任の先生方が子ども重視で物事を考えてくださる人達であったことで話が付きやすかったとは思っていますが、子ども達それぞれがホームスクールを選択した理由が大きかったのだと思います。

 

まず、長男は小学2年生で積極的不登校になったことがきっかけです。
学習面では全く問題はなく、むしろ学校での勉強を退屈に感じてしまっていました。

 

「勉強が好き、でも学校でやることはもう知っている。

だから、もっと別の勉強をしたい。

でも学校の授業中、授業以外のことを勉強していることは許されない。

でももっと勉強したいことがある。

だから、もう僕は学校に行かないで家で勉強をする」

 

そんな選択を彼はしたのです。

 

そして、末娘。

彼女は場面緘黙症です。

h-navi.jp

これがホームスクールを選んだ大きな理由。

 

家では元気でユニークで、とてもよく話す子だけど、保育園や学校では発語が出来なくなってしまう。
歌うこと、踊ること、朗読などはもちろん、挨拶、返事も出来ません。

学校などの場では緘動症状も出るため、教科書を手に持つことも、鉛筆を持つことも出来ません。

 

彼女は、知的能力には何の問題も無いにも関わらず、学校という学び場では学ぶことが出来ないのです。

 

家では全く問題なく勉強することが出来ます。

 

鉛筆を持つことももちろんできますし、字を書くことも絵を描くことも戸惑いなく何でも熟します。

 

だから家での学び「ホームスクール」を選択しました。

 

 

長男の場合も、末娘の場合も、

 

もし学校が「学校に来なさい」と強制するのであれば・・

 

それは、

学校が彼らの教育機会を奪うことになります。

 

それを、校長先生も、担任の先生方も理解してくださったのだと思います。

 

 

 

その上で、学校として協力できることを模索してくださったのではないか?と私は考えています。

 

そのような先生方に出会えたことは我が家にとってもとても喜ばしいことですし、この我が家の事例をきっかけに、教育を受ける権利がすべての子ども達にあるのだとしたら、学び場の選択は多様であるべきだということを色んな先生に知ってもらいたいなと思っています。

 

 

kitatakako.hateblo.jp

 

 

 

kitatakako.hateblo.jp